『ウォッチメン』 (劇場にて)
f0194546_11211311.jpg2009年 アメリカ
原題: WATCHMEN
監督: ザック・スナイダー
原作: アラン・ムーア、デイヴ・ギボンズ
出演: マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グード、カーラ・グギーノ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジェフリー・ディーン・モーガン、パトリック・ウィルソン
系統: アクション/SF(R-15)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆
あらすじ: 1985年、未だニクソン大統領が権力を振っていたアメリカ。
高層マンションからある男が突き落とされ、殺害された。
彼は、かつて”ウォッチメン”と呼ばれていたスーパーヒーローたちの一人であった。
彼らは”監視者”となり、世界の重大事件に関わっていた。
現場に現れた顔のない男は、事件の裏に陰謀があることを嗅ぎ取り、
かつての仲間たちを独自に調べ始めるのだったが・・・

さめ的この映画のココロ: 『300<スリーハンドレッド>』『ドーン・オブ・ザ・デッド』
を手掛けた、ザック・スナイダー監督の最新作。

実写化不可能と言われた、アラン・ムーア原作の同名グラフィックノベルの映画化。


なんだかんだで、3月は(アメリカで以外)1度も劇場に行っていなかった。
ひさしぶりの映画館で観た本作に、さめはすっかり度肝を抜かれてしまった。

・・・す、すごいよコレ・・・ウォッチメン・・・

見終わって直後はもう、脳の一部に何か強いダメージを受けたような感覚。
決して、スゲースゲーと絶叫したくなるような凄さではなく、
奥底からフツフツと湧き上がってくるような凄まじさ。

この映画を観るにあたって、さめは簡単に予習をしようと思っていろいろ調べたのだけども、
こりゃ予習なんてレベルじゃ到底この映画には太刀打ちできない、ということがわかってきて。
ていうか、この映画観るんだったら、原作読んどけ!
むしろ原作を熟読してるヤツじゃなきゃ、この映画の真の凄さはわかんねーんだよ!
という原作ファンの声が聞こえてきそうな気さえした。

案の定観た後は、原作をほとんど知らないことが非常に非常に悔やまれ、
それでも、先日訪れたアメリカの本屋で原作を立ち読みし、
アマゾンのチラ見で冒頭を読んだ程度の記憶でも、
見た一コマを思い出すほどの忠実さで原作が再現されていることはわかった。

そして、おそらくこの映画を凄いと思わせる最大の所以は、アクションとバイオレンス描写。
どこまで原作に忠実なのかはわからないけども、人体破壊描写はとにかくものすごい。
あの骨の折れる音にはまいった。
チョンパなんて当たり前だし、手が折れればそこからちゃんと骨が見えてるし、
血飛沫があがって肉が飛び散って天井にはりついて皮がぶら~んとか、
・・・ココは『300』以上の演出かもしれなーい。
さすがはザック・スナイダー。泣笑

ま、そういう意味では、
少し前のロバート・ロドリゲスの『シン・シティ』にも衝撃を受けていたくらいなので、
この『ウォッチメン』に対してとっつきにくさはまったくと言っていいほどなく、
むしろ冒頭のコメディアン殺害シーンの衝撃アクションで、
完全に心奪われてしまったさめなのだった・・・

それにしても、「ヒーロー」って何なんだろうか。
日本で「ヒーロー」といえば、強くて爽やかで人間離れしたナイスガイで、
絶対的正義に満ちていて・・・そんなイメージばかりがある。

でも、この『ウォッチメン』に出てくるヒーローたちは、全然違う。
生身の人間だし血なまぐさいし、絶対的な正義になんて掲げていないし、犯罪も犯す。

あの『ダークナイト』もそうだったけども、
真逆に位置するはずの正義と悪は、実は紙一重になっていて、
決して正義だけが正しい世界にはなっていない。
ヒーローなんてあり得ないんだよ、やっぱ現実には。
でもさめは、ロールシャッハが好きだったんだけど。爆

あーこんなレビュしか書けない自分が悲しい。
DVDが出るまでには、ちゃんと原作読んどきたい。

キロク★は、きっと原作読んだ後にきっと5つになるんだろう、現時点では4つで。


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by samepoooo | 2009-04-09 21:06 | 映画 あ行
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