2009年 アメリカ/ドイツ/イギリス
原題: THE INTERNATIONAL 監督: トム・ティクヴァ 出演: クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ブライアン・F・オバーン 系統: サスペンス/アクション(PG-12) 公式HP さめ的この映画のキロク: ★★★★☆ あらすじ: インターポール捜査官ルイ・サリンジャーは、 ニューヨーク検事局エレノア・ホイットマンと共にある重要な捜査に当たっていた。 ターゲットは国際銀行IBBC、世界中からの不審な資金の拠点となっていた。 サリンジャーは世界中を飛び回り、IBBCの実態を探ろうとするが、 行く先々で証拠が消されていく。捜査を進めるために彼は、ある覚悟を決めるのだが・・・ さめ的この映画のココロ: 『ラン・ローラ・ラン』や『パフューム』、『ヘヴン』 などを手掛けた、トム・ティクヴァ監督の最新作。 映画によって作風がガラリと変わるというこの監督さん。 さめは『ラン・ローラ・ラン』しか観たことないのだけど、 まぁ、確かにあのやたらと走るあの映画とこれとは全然違っていて。 や、それでもクライヴ・オーエン一瞬走るのよね。すぐ止まるけど。笑 ひそやかに、やっぱり!?と思ったのはさめだけではあるまい。 正直、地味ィ~な感じがしていたし、しかもなんとなく想像つきそうだったので、 観に行くのもどうしよう的なスタンスでいたのだけど、 なんかやっぱりクライヴ・オーウェンが気になってしまって、結局公開後すぐに。笑 で、それがさ、おもしろかったの! 予想がつくなんてとんでもない思い違いで、 二転三転する展開には終始振り回されっぱなしだし、 黒幕の存在が意外にもんのすごく大きくって、 空撮も地味にすごくて、本気で、こりゃもう解決なんかとてもできないんじゃないか? 最後までしっかりハラハラさせてもらった。 決してドハデな感じはないのだけど、そんなウィットを効かせた展開の中、 中盤あたりに突然巻き起こる銃撃戦!コレがまたすごいの! しかもね。 銃撃戦の舞台がなんと。 さめが先月訪れた、ニューヨークのグッゲンハイム美術館だったわけよ。 ビックリ仰天だよ、ほんと。 あの螺旋状の真っ白くて美しかった壁が、銃弾でボッコボコ穴が開いていく様は・・・ 圧巻なんだけど、さめ的にはもう心配で心配でしようがなかった! つーかその奥にはさめの愛するピカソの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」があるのよぅ~! ギャー撃たないでぇ~お願いだからそっちに行かないでぇ~みたいな。笑 でもって5階層もある螺旋からは、人が落ちてゴィーンとかなってマジ痛そうだし、 あの巨大な吹き抜けの天井からハデに落ちていくオブジェ。 行ったことのある場所、しかも貴重すぎる場所なだけに、ドキドキ感もひとしお。笑 (ま、後から調べたら内装はアレ、全部セットだったらしいけどね。笑) それにしてもよく作ってあって。 場所の設定が近代的美術館というのもあってか、あの銃撃戦は芸術的でしたわ。 そしてその激しい銃撃戦の中に一時生まれる、主人公と敵との連帯感! ああいう男同士の関係って、女じゃなかなか味わえない。 最高っ! 絶対的にオススメです、『ザ・バンク』 決してハデではないけども、キロク★は4つ。 クライヴ・オーウェンのビミョウなシブ顔ドアップもゼヒ映画館にて!笑 ← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆ ← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆
by samepoooo
| 2009-04-13 20:43
| 映画 さ行
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