『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
f0194546_10584823.jpg2001年 アメリカ
原題: HEDWIG AND THE ANGRY INCH
監督: ジョン・キャメロン・ミッチェル
出演: ジョン・キャメロン・ミッチェル、マイケル・ピット、ミリアム・ショア、スティーヴン・トラスク スキシプ、セオドア・リスチンスキー、ロブ・キャンベル、マイケル・アラノフ、アンドレア・マーティン、ベン・メイヤー=グッドマン
系統: ドラマ/ミュージカル
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★+マニア★★

あらすじ: 旧東ドイツに生まれたハンセル(♂)の夢は、
自由の国アメリカでロックスターになること。
米兵(♂)に結婚を申し込まれた彼は性転換を決意するが、
あろうことか手術ミスにより、股間には怒りの1インチ(アングリーインチ)が残ってしまう。笑
渡米後米兵に見捨てられ、ヘドウィグと名前を変えた彼(♂?♀?)は、ロックバンドを結成。
ある日、同じ夢を持つ17歳の少年トミー(♂)に出会い、ロック魂そして愛情をも注ぐのだが・・・

さめ的この映画のココロ: この映画。
↑からは想像つかないかもしれないが、めちゃくちゃイイ映画なのだ。
どうやら舞台でえらい何年も人気のあったロックミュージカルを映画化したもの、らしい。

なんかジャケットもスゴイ顔やし、タイトルも意味わからんし、若干ビビりながら観ましたの。
ロックなんて興味ないんだけど~と思ってたのが、大まちがい。
最高にカッコイイ!と思わせてくれる映画でした。

ていうかどっかで同じようなのを・・・
『プルートで朝食を』のキリアンやんけ!(レビュが遅れてますが。爆)
そうです、同じく、オカマちゃんががんばるお話なのです。笑

男でありながら女顔負けの格好をし、それを隠すことも、恥じることもしない。
でも股間には1インチ、残。笑
そんな1インチに怒りと悲しみを込め、
性的にも精神的にも自分のことを理解してくれる「片割れ」を探し続ける。

監督兼ヘドウィグ役のジョン・キャメロン・ミッチェルさん、スゴイ演技だった。
最高のドラァグクィーン!
こりゃキリアンもビックリだよー笑

男でありながら男になりきれない。
女でありながら女になりきれない。
現代の多くのそんな人々なんかにくらべたら、
ヘドウィグの方が、ずっとずっとカッコイイ生き様だと思う!

で、ね、オモシロイのが。
ヘドウィグの夫イツハク(もちろん♂)を演じていたのが、なんと♀の人だった、ということ!
途中、なんかこの人、声も高いし女っぽいなぁ、でもこのヒゲで女はないよなぁ・・・
と思っていたら案の定。笑(舞台でもこの人が演じていたそう。)
このイツハクとヘドウィグのエピソードは、残念ながら映画ではカットされてしまったみたいで、
(イツハクがウィッグをかぶるシーンの謎)
少し深いわけがありそうなんだけど、ココでしゃべると長くなるから割愛。笑

結局最後、ヘドウィグはウィッグを外し、ドレスを脱ぎ捨て、素のままで歌う。
その姿は、決して美しいものではなかったが、
ヘドウィグの中で、男も女もない、性別をも超越した何かが生まれたのだろう。
まさにそれこそ、彼?彼女?が求め続けていた「片割れ」だったんじゃないだろうか。

で。笑
特記すべきは、マイケル・ピットくん。(右)

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実はほんとにミュージシャンでもあるこのコも最近、お気に入りなのです。
(ガス・ヴァン・サントさんちでもよく出てくる。笑)
この映画では、ヘドウィグに愛されロック魂を宿される、トミー・ノーシスを演じてます。
美少年です。
あのね、小さい頃のホアキン・フェニックスを思わせません?
小さいまんま大きくなった、みたいな。
幼少のホアキンくん好きなさめさんとしては、たまらないコです。笑
だもんで、とーぜんキロク★5つ!


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by samepoooo | 2008-10-17 22:14 | 映画 は行
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