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『トワイライト~初恋~』 (劇場にて)
『トワイライト~初恋~』 (劇場にて)_f0194546_137467.jpg2008年 アメリカ
原題: TWILIGHT
原作: ステファニー・メイヤー 「トワイライト」
監督: キャサリン・ハードウィック
出演: クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、ビリー・バーク、ピーター・ファシネリ、エリザベス・リーサー、ニッキー・リード、アシュリー・グリーン、マイケル・ウェルチ
系統: 青春/ロマンス/ホラー
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆+マニア★
 
さめ的この映画のココロ: 『サーティーン』『ロード・オブ・ドッグタウン』などを
手掛けた、キャサリン・ハードウィック監督の最新作。

ベストセラーとなったステファニー・メイヤーの同名小説の映画化。

ていうかこの映画、観るの実は2回めで。
初観は機内にてだったんだけども、
これがなんと日本語吹替版、しかも中国語字幕付きというなんともウザイ状況。
さらには始まったが最後、一時停止の機能がなく、
機内アナウンスが入ればそのまま飛ばされるわ、
度々の機内サービスにより中断させられるわで、ちっともゆっくり観れなかったという。

大好きな若者系の映画だし、
しかも監督さんは、大好きな『ロード・オブ・ドッグタウン』のキャサリン・ハードウィックだし、
なにより、男子がいい!
これは絶対にちゃんとスクリーンで観なければ!の思いで、二度めの鑑賞。

いやぁ、やっぱ好きだったがよ、この映画。
まずは、あの薄暗い青味がかった映像が絶対的にさめの好み。

話はよくある(よくはないか)ヴァンパイアと少女の単なる恋話、
言ってしまえば、そう、少女マンガなんである。

カッコイイ男子と恋に落ちるんだけど、そこにはいろんな邪魔者がいて、
離れないといけなくなるんだけど、でもやっぱり二人は魅かれ合ってて・・・
みたいなお決まりのヤツがベースにあるから、
歯が浮きそうなセリフにも、目がハートになれる女子じゃなきゃこの映画は観ちゃいけない。
まぁ、たいていの男子は観ないだろうけど、
絶対共感できないことうけあいだから、観ない方がいい、まじで。笑

ていうかどちらかと言うと。
さめは目はハートになる方である。断言。

普段は二丁拳銃がどうとか言ってるけど、むしろ映画は男優で選ぶ!
くらいの勢いなので、ナイスなガイズいっぱいの『トワイライト』は、
やっぱりさめには格好の映画なんである。

しかも今回。
注目すべきは異様に顔が白い主役のロバート・パティンソンくんではない。 ←え、なにか?爆

『トワイライト~初恋~』 (劇場にて)_f0194546_16295086.jpg

さめ的には断然、
友だちグループの中の一人、
マイケル・ウェルチくんである。

劇中画像が見つからず、ザンネン。

初観のときからチェックしてたぜ!


さて。
こういう若者たちの青春映画で必ずと言っていいほど出てくるのがセックスだけども、
この映画ではそれがない。
実はそこもこの映画のポイント高いとこで、
セックスに代わる欲望が、彼の場合ヴァンパイアだけに、きっと彼女の「血」なんである。
原作を読んだことがないから、続編でどうなるかとかも知らないんだけど、
でもこの後、彼女が永遠に人間でいるならば、きっと求めるのはセックスのはずで、
じゃー彼は血のかわりにセックスでも満たされるのか?とか、
そもそもヴァンパイアってセックスするのか?とか、
この辺どういうしくみになってるんだろう。笑

さぁ、今回彼はすんでのところで思いとどまったけども、
最後まで欲望は抑えきれるんだろうか。
それとも彼女は満たされないまま、望みどおりヴァンパイアになっちゃうのかしらー。
キャーさめも血まで求められてみたいわー。
・・・てな具合な気持ちになれる乙女が楽しめる映画に仕上がってます。

ちょっと主旨はズレたかもしれないけど、 ←ズレズレだよ!爆
いやー続編が楽しみだ。笑
キロク★にはマニアを1つ付けとこう。


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# by samepoooo | 2009-04-16 22:31 | 映画 た行
『ヤッターマン』 (劇場にて)
『ヤッターマン』 (劇場にて)_f0194546_033534.jpg2008年 日本
監督: 三池崇史
出演: 櫻井翔、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、岡本杏理、阿部サダヲ、深田恭子
系統: アクション/コメディ
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆




さめ的この映画のココロ: 『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』などを手掛けた
三池崇史監督の最新作。

懐かしのテレビアニメ「ヤッターマン」の実写化。

最初に言っとくけど、さめはこのアニメをリアルタイムでは観ていない。
ちょうどさめが小学校の頃、子どもの下校時間に合わせて
再放送が繰り返されていた時代に観ていたクチだ。

ただでさえ邦画も観ないさめが、なぜこの映画を観に行ったか。
①監督があの『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』の三池さんだったから。
②同じ懐かしアニメの実写化『スピード・レーサー』の影響→怖いもの観たさ、とも言う。
③さくしょう、キライじゃないから。爆

感想としては。

エロい!

これに尽きる。笑
このアニメ、元もこんなエロかったか?笑

いやいや、オネーサン的にはそれでも全然かまわないんだけどさ、
土曜の朝一、子連れのおとーさんおかーさん的には、ちょっとつらかったろうなぁ。あはは。
や、でも、コレ観てひそかにイチバンやった!?と思ったのは、この世代のおとーさんたちかもしれない。笑
さらには上映前に、『おっぱいバレー』の予告とかもやってるし、
さめの後ろの低学年男子3人組は大喜びだったよ、もう。笑



さて。思うにこの映画『ヤッターマン』、かなり惜しい。

説明しよう!笑

冒頭の、堕ちかけたディストピアのような街の造りはすばらしいし、
お決まりのセリフやメカやら設定やらなんだかんだは、
さめの思い出す限りすべてが再現されていたし。
や、ほんと、ああまで細かく作り込むのは、正直大変だったと思うよ。
メカやらなんやのCG多用は仕方ないにしても、
衣装やセットに関しては本当によくできていて、監督のこだわりようがうかがえる。

そしてなによりスバラシイのが、生瀬さんと阿部サダヲ。
生瀬さん、アレもうボヤッキー以外の何者でもないじゃん。
あのダサさといい間の取り方といいトンズラーとの掛け合いといい、最高だ。

阿部サダヲもやっぱあの人最高だよね。
登場シーンの森の中で、あの何語かもわからない、本当にそんな言語は存在してるのか?
というような言葉をいきなり超真顔でしゃべり出し、登場だけでさめは大ウケしてしまった。
終盤の彼の一人二役のシーンは、かなりキモチ悪いながらにおもしろくって、
そういえば『スキヤキウエスタン~』でも香川さんがやって見せたようなヤツで、
三池監督もきっとこういうの好きなんだなぁって。笑

ただ、さめ的にいただけなかったのが深キョンだ。
言っとくけどさめは男優で映画を決める女であって、 ←言いきった。
世の男子たちには大好評だったようだけども、
そんな網タイツくらいじゃあさめはだまされないよ。笑

ビジュアル的には確かにハマリ役だったと思う。
が、ドロンジョってあんなにポヤーンとしてたか?と言いたい。
さめの覚えてるドロンジョは、もちっと熟した感があったような気がする。
少なくとも、あんなトロくて歯切れの悪いしゃべりじゃあなかったし、
深キョンじゃちょっと若すぎたかなぁ、と思う。

そしてその深キョンがからむ終盤の恋だの友情だのの演出が、
ダラダラしてて居たたまれなく、さめ的にかなりアウトだった。

いや、わかるんだよ、わかるんだよ?
アニメ自体ワンパターンののんべんだらりだったからさ。
それにしても、もうほんの少しだけテンポよく・・・というか、
映画全体のすべての「間」を0.5秒くらいずつ縮めて作ってくれたら、
そして、若い俳優陣一同が、恥ずかしがらずにもっとダサさに徹してくれたなら、
絶対もっとよかったのに!と思いましたがよ。

それにしても、このヤッターマンはエロい。
まじでエロい!
もろにエロい描写を出しつつ、(あえて書かないけど。爆)
ほんとにエロいところは子どもが観てかなり分かりづらくしてあるところとか逆にエロくて、
こんなのを、子どもがたくさん観に来るとわかってる映画で堂々とやっちゃう三池監督、
いろんな意味でスゴイ人だよねぇ。あはは。
つーことで、キロク★は4つ。決してオススメはしません。笑
たまには邦画も観に行かないとねーということで。
あ。さくしょうについてのコメント、してないけど終わる。爆


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# by samepoooo | 2009-04-16 00:09 | 映画 や行
『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』
『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』_f0194546_12114916.jpg2009年 アメリカ/中国/日本/台湾/韓国
原題: 赤壁/RED CLIFF:PART II
監督: ジョン・ウー
出演: トニー・レオン 周瑜
金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童
系統: 歴史劇/アクション/ドラマ
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆

あらすじ: 劉備・孫権連合軍との戦いで思わぬ大敗を期した曹操軍は、
新たに2000隻の戦艦を率いて赤壁へと進軍しようとしていた。
非情な手を使い連合軍を陥れようとする曹操により、連合軍は決裂、
残った孔明は周瑜と共に戦う決意をするのだったが・・・

さめ的この映画のココロ: 昨年公開されたパート1以来、待ちに待っていたパート2。
今回もやってくれたよ、ジョン・ウー!

二丁拳銃は出てこないながらにも(設定的にムリなのよね、きっと)、笑
二刀流の代用と白鳩とスローモーションのやり過ぎアクションとで、
まぎれもないジョンウーを見せつけてくれた前回。
その前回よりも、ある意味はるかに色濃いジョンウー映画だった今回!


さめは相当の期待を胸に、初日に足を運んでいた。
が。
なかなかお決まりの感じが出てこないのだ。
最初からなんか様子がヘンなのだ。

というのも今回、どちらかというとドラマの方に重点が置かれ、
始まって一時間半くらいはほとんどアクションがない。
・・・嵐の前の静けさ?のような気もしたが。
いや。

仁義、友情。

これから始まる大きな大きな戦いを前に、
一時間半にわたって切々と描かれるこれらは、
『男たちの挽歌』シリーズでも描かれたそのもの。

ジョン・ウーといえば、ガンアクションにばかり気を取られがちだけども、
彼の映画の真髄は、元を正せば実はココにあるのだ。たぶん。笑
そうだよ、泣かせてくれるよ、ほんと。

そして、観客としてはじらしにじらされて、
パート1でも出てこないうえ、パート2でも終盤になってやっとのことで始まる赤壁の戦い。

つーかこれがもう、文字ではとても表せないくらいもんのすごいことになってて、
相変わらず出てくる人が多いし、←また言ってる。
とにかくみんなごっちゃごっちゃになってこれでもか!てくらいに死にまくるし、
たぶんジョンウー始まって以来最大の大戦闘シーンなんじゃないだろうか!
だからとにかく観に行って!笑

そして最後の最後ではしっかり銃の突きつけ合いならぬ
剣の突きつけ合い見せてくれちゃうし、
やだよ、ついニヤッとしちゃったじゃん!
ていうかすでにぶっちゃけ、最後は三国志とかもうどうでもよくなってて、 ←ヲイ!
くぅ~やっぱりさめはアンタが好きだよジョンウー!!

・・・てな感じの作品に仕上がってます、『レッドクリフ』完結編。
キロク★4つ、絶対的に映画館で観ることに意味のある映画、ゼヒご覧アレ!


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# by samepoooo | 2009-04-14 19:26 | 映画 ら行
『ザ・バンク 堕ちた巨像』
『ザ・バンク 堕ちた巨像』_f0194546_1211767.jpg2009年 アメリカ/ドイツ/イギリス
原題: THE INTERNATIONAL
監督: トム・ティクヴァ
出演: クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ブライアン・F・オバーン
系統: サスペンス/アクション(PG-12)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆
あらすじ: インターポール捜査官ルイ・サリンジャーは、
ニューヨーク検事局エレノア・ホイットマンと共にある重要な捜査に当たっていた。
ターゲットは国際銀行IBBC、世界中からの不審な資金の拠点となっていた。
サリンジャーは世界中を飛び回り、IBBCの実態を探ろうとするが、
行く先々で証拠が消されていく。捜査を進めるために彼は、ある覚悟を決めるのだが・・・

さめ的この映画のココロ: 『ラン・ローラ・ラン』『パフューム』『ヘヴン』
などを手掛けた、トム・ティクヴァ監督の最新作。

映画によって作風がガラリと変わるというこの監督さん。
さめは『ラン・ローラ・ラン』しか観たことないのだけど、
まぁ、確かにあのやたらと走るあの映画とこれとは全然違っていて。
や、それでもクライヴ・オーエン一瞬走るのよね。すぐ止まるけど。笑
ひそやかに、やっぱり!?と思ったのはさめだけではあるまい。


正直、地味ィ~な感じがしていたし、しかもなんとなく想像つきそうだったので、
観に行くのもどうしよう的なスタンスでいたのだけど、
なんかやっぱりクライヴ・オーウェンが気になってしまって、結局公開後すぐに。笑

で、それがさ、おもしろかったの!
予想がつくなんてとんでもない思い違いで、
二転三転する展開には終始振り回されっぱなしだし、
黒幕の存在が意外にもんのすごく大きくって、
空撮も地味にすごくて、本気で、こりゃもう解決なんかとてもできないんじゃないか?
最後までしっかりハラハラさせてもらった。

決してドハデな感じはないのだけど、そんなウィットを効かせた展開の中、
中盤あたりに突然巻き起こる銃撃戦!コレがまたすごいの!
しかもね。
銃撃戦の舞台がなんと。
さめが先月訪れた、ニューヨークのグッゲンハイム美術館だったわけよ。
ビックリ仰天だよ、ほんと。

あの螺旋状の真っ白くて美しかった壁が、銃弾でボッコボコ穴が開いていく様は・・・
圧巻なんだけど、さめ的にはもう心配で心配でしようがなかった!
つーかその奥にはさめの愛するピカソの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」があるのよぅ~!
ギャー撃たないでぇ~お願いだからそっちに行かないでぇ~みたいな。笑

でもって5階層もある螺旋からは、人が落ちてゴィーンとかなってマジ痛そうだし、
あの巨大な吹き抜けの天井からハデに落ちていくオブジェ。
行ったことのある場所、しかも貴重すぎる場所なだけに、ドキドキ感もひとしお。笑
(ま、後から調べたら内装はアレ、全部セットだったらしいけどね。笑)
それにしてもよく作ってあって。

場所の設定が近代的美術館というのもあってか、あの銃撃戦は芸術的でしたわ。
そしてその激しい銃撃戦の中に一時生まれる、主人公と敵との連帯感!
ああいう男同士の関係って、女じゃなかなか味わえない。
最高っ!
絶対的にオススメです、『ザ・バンク』
決してハデではないけども、キロク★は4つ。
クライヴ・オーウェンのビミョウなシブ顔ドアップもゼヒ映画館にて!笑


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# by samepoooo | 2009-04-13 20:43 | 映画 さ行
今週観た映画たち
ハイ、今週のいきます。
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『バッドボーイズ』  ★★★★☆
『ハートブルー』  ★★★★★
『普通じゃない』  ★★★★★
『ヤッターマン』 (劇場にて)  ★★★★☆
『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』 (劇場にて)  ★★★★☆
『ザ・バンク 堕ちた巨像』 (劇場にて)  ★★★★☆
『ウォッチメン』 (劇場にて)  ★★★★☆

今週は、あんまり家で観る気が起こらず、映画館へ。
とはいいつつも、またいろいろ見つけてました、イイ映画。

今週のオススメDVDは、2本。

『ハートブルー』
キアヌ・リーヴス、コレがいちばんカッコイイんじゃないんだろうか。
あの有名な(?)、空に向かってバンバン!て撃つヤツです。笑
よくありがちなポリスアクションではあるんだけど、
なんでこんなにいいんだろうと思います、この映画。
マニア過ぎず、一見の価値アリ、です。

『普通じゃない』
さめのトラウマ監督、ダニー・ボイルさんのです。
怖くてヘンなのばっか撮る人かと思ってたらオオマチガイ。
へぇ~こんな映画も撮れるんだぁ。
やっぱり、スキキライはすべきじゃないです。
ただのラブコメなんだけど、さめにはかーなりツボでした。
ユアン・マクレガー、やっぱカワイイ。

まぁ、こんな感じです。
来週もボチボチいきます。


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# by samepoooo | 2009-04-12 23:13 | 未レビュ映画