『トランスアメリカ』
f0194546_21132492.jpg2005年 アメリカ
原題: TRANSAMERICA
監督: ダンカン・タッカー
出演: フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、グレアム・グリーン、バート・ヤング、キャリー・プレストン、レイノール・シェイン、 リチャード・ポー
系統: ドラマ(R-15)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★+涙★

あらすじ: 男性であることに違和感を抱くブリーは、
女性として生活しながら、肉体的にも女性になるための手術を待ち望んでいた。
手術を数日後に控えたある日、拘置所からドビーという少年の
引き取りを願う電話が掛かってくる。
実はドビーは、ブリーがまだ男性だった頃にできた、実の息子だったのだ。
ドビーの身元を引き受けるため、一路ニューヨークへ向かうブリー。
そして二人の不思議なアメリカ大陸横断の旅が始まる・・・

さめ的この映画のココロ: ダンカン・タッカー監督の長編初監督作品。
性同一性障害に悩む友人との会話からヒントを得、自ら脚本も書いたという。

あああー、こんな映画を見つけた日は、さめは本当にうれしくって、
映画を観るようになってほんとよかったと、最高に最高にシアワセなキモチになる。
さめの映画生活はまだまだ短いながら、そんな作品をいくつか発見することができた。
これもその仲間入り、です。

近頃、「性」をテーマにした映画がとっても多いような気がしていて。
それだけ世の中で「性」に対する意識が高まってきているのかもしれない。

さめがこれまで観た中でも、
『マイ・プライベート・アイダホ』『バッド・エデュケーション』『ブロークバック・マウンテン』『プルートで朝食を』『ヘドウィグ・ウィズ・アングリーインチ』など。
ホモセクシャルであったり、バイセクシャル、トランスジェンダー、トランスセクシャルなど、
それぞれに少しずつ意味合いは違えど、
どれも主人公たちが「性」を超え、懸命になって大切なことを教えてくれた作品だ。


この作品では、「性同一性障害」を持った中年男性が、
「性転換」(トランスセクシャル)手術を待ち続け、やっとの思いで「女性」になる過程を描く。

自分が男性であるということを受け入れられず、
ホルモン剤を打ったり、女性になることに執着し、いつしか愛を忘れてしまったブリー。

母を失い、男娼をしながらドラッグに溺れ、愛を知らずに育ったドビー。

そんな愛に欠落した二人が、親子であることを隠しながらアメリカ横断の旅をする。
次第に打ち解け、笑い合い、時には衝突しながらも、
確かにそこには愛情が芽生え始めていた。

テーマこそ重く聞こえるが、そんな人間模様はとてもハートフルに描かれている。
笑いもあって、涙もある。
本当に本当に愛しい映画だ。

主演のフェリシティ・ハフマンは、
女性ながらに、「女性になろうとしている男性」を見事に演じている。
普通逆じゃないか?と思うが、この演技は本当に素晴らしい。
それもそのはず、GG賞で主演女優賞を受賞している。

いや、ていうかね。
そもそも観た動機といえば、例のごとくアレなんだけどね、
・・・ケヴィン・ゼガーズくん、目当て。爆

f0194546_1843221.jpg
ヤバイわ、このコ(も)。笑

繊細な演技が、リヴァー・フェニックスの
再来とかって言われてるみたいだけど、
ううーむ、確かにそうかもしれない。
さめ的には、やや少し不安定さを感じた。
が、このブレ感がたまらなくいい!

もちろん、追いかける人リスト入り。笑

というわけで、キロク★5つ!
胸がぎゅっと締めつけられるようなラストに、涙★もプラスです。


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# by samepoooo | 2009-01-16 00:49 | 映画 た行
『チェ 28歳の革命』 (劇場にて)
f0194546_21403156.jpg2008年 アメリカ/フランス/スペイン
原題: CHE: PART ONE
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、サンティアゴ・カブレラ、エルビラ・ミンゲス、ジュリア・オーモンド、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ロドリゴ・サントロ
系統: ドラマ/伝記
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆


あらすじ: アルゼンチン出身の青年医師エルネスト・ゲバラ。
自らも喘息を抱えながら、病気で苦しむ貧しい人々を救いたいという志を持っていたある時、
故国キューバの革命を目指すフィデル・カストロと出会う。
それこそが、彼を後の激しい闘争の道へと導くものだった・・・

さめ的この映画のココロ: 『トラフィック』を手掛け、
アカデミー賞監督賞を受賞したスティーヴン・ソダーバーグ監督と
同じく助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロとの再コンビ作。

「20世紀最大のカリスマ」と言われた、
キューバ革命の指導者エルネスト・"チェ"・ゲバラの半生を、
ニ部作にわたって描く、伝記的、社会派映画。

本作はその第1部であり、キューバ革命を成立させ、
国連総会で演説をするまでのゲバラを描いている。


さめさん、社会とか歴史とかはずっとニガテ科目だったので、
せめて社会派映画でも観るようにしよう!と心掛けている最近。

主演のデル・トロは、最近かなり好きで追いかけている人。
40歳過ぎている彼が、どう28歳を演じるのだろう・・・
というヘンな興味もあって、結構楽しみに公開初日に行ってきた。笑

おもしろさを求めるような映画ではない、というのもわかっていたし、
予備知識がかなり必要そうだったので、さめさん今回しっかり予習をしていた。

放浪癖のあったゲバラは、青年時代、友人と共にバイクで南米を渡っている。
医師を志す彼は、貧しさや病気に苦しむ人々を救おうと旅をする。
それを描いたのが、『モーターサイクル・ダイアリーズ』だ。

この後復学し、医師となるゲバラだったが、
故国キューバの革命を計画するフィデル・カストロと運命的な出会いを果たし、
最終的に革命や戦闘に身を投じることとなる。

革命への意欲を高めたのは、
おそらくそんな青年時代の放浪の経験からなんじゃないだろうか。
医師として怪我や病気を救うことはできても、
それで根本を救うことにはならない、そう思ったのかもしれない。


「チェ」と呼ばれた人。

「エルネスト・ゲバラ」という人。

偉大な革命家であり、それゆえに多くの犠牲を伴う激しさや、
確固たる意志からくる厳しさが先に立つ。
でもさめには、心から優しい人に思えてならなかった。


第1部のこの映画は、ゲバラの青年時代や、
カストロとの出会いは完全にすっとばして始まる。
1964年、革命後キューバ代表として国連総会で演説をするゲバラの様子を
モノクロのドキュメンタリータッチで所々にはさみつつ、
激戦のキューバ、革命成立までを時系列で追いかけていく。

この映画を通して「キューバ革命」を描こうとするのでもなく、
ゲバラのカリスマ性を強調したかったのでもないはずだ。
あくまでも革命の戦闘の中に身を置く「ゲバラ」という一人の人間を忠実に再現したもの。

ある程度の予備知識は絶対に必要だし、
少し調べたからといって心躍るような映画でも決してない。

でも確実に、そして劇的に、存在していた。
「エルネスト・"チェ"・ゲバラ」という人が。

それを知っただけでも、観てよかったと思う。

そして、25kgもの減量をして臨んだという、デル・トロの熱演。
カンヌ国際映画祭で、主演男優賞も受賞している。
あれだけの熱意をもって見せてもらえただけでも、さめさん満足。

それにしてもデル・トロさん。
いつもの具合悪そーな目の下のクマがキレイに消えてて、若々しくってカッコよかったわぁ。
ちゃんと28歳に見えてた!よね?うん。
・・・メイクってスバラシイね。笑

というわけで、キロク★は4つ!
第2部は、次なる革命のためにボリビアへと闘争の場を求め、
手紙を残し姿を消すゲバラが描かれる。
次の公開も間近、楽しみだー!


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# by samepoooo | 2009-01-13 21:45 | 映画 た行
おめでとう!ヒース!!

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とってくれると思ってました。

ゴールデン・グローブ賞、助演男優賞受賞おめでとう!

心底、心底うれしいよぅおうぅぅ・・・涙

今頃きっと、天国であの赤ちゃんみたいな笑顔でコロコロ笑ってるんだろうな。

おめでとう、おめでとう、ヒース。


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# by samepoooo | 2009-01-12 21:46 | 映画的近況
今週観た映画たち
カンファウィークだったわりには、かなり観ていたのです。
ただ。
レビュができません。爆
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『チェ 28歳の革命』 (劇場にて)  ★★★★☆
『007/カジノ・ロワイヤル』  ★★★★☆
『モーターサイクル・ダイアリーズ』  ★★★★☆
『きみに読む物語』  ★★★★☆+涙★★
『コンフェッション』  ★★★☆☆
『パリス・ヒルトン in HOLLYWOOD☆SCANDAL』  ★★☆☆☆+マニア★★★
『バベル』  ★★★★☆
『ラスト、コーション』  ★★★★☆
『ビッグ・フィッシュ』  ★★★★★
『ユーロトリップ』  ★★★☆☆+マニア★★★


というわけで。
「未レビュ映画」のカテゴリを作っちまいましたがよ。爆
これまでの羅列も未レビュのカテゴリに入れちまいましたがよ。
んで、キロク★付けといたんで。

・・・コレで済まそうとしている。汗
わけではなくて、ま、ぼちぼちペースで選んでレビュしますわ。苦


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# by samepoooo | 2009-01-10 23:09 | 未レビュ映画
『地球が静止する日』 (劇場にて)
f0194546_1125719.jpg2008年 アメリカ
原題: THE DAY THE EARTH STOOD STILL
監督: スコット・デリクソン
出演: キアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、キャシー・ベイツ、ジョン・ハム、ジョン・クリーズ、カイル・チャンドラー、ロバート・ネッパー
系統: SF/ドラマ
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★☆☆


あらすじ: 謎の巨大球体が地球に飛来しようとするある夜、
宇宙生物学者のヘレンは、専門家を集めた対策チームを組織するため、
政府に強制連行される。
政府が厳戒態勢を敷く中、巨大球体から現れたのは、宇宙からの使者クラトゥ。
地球を救うためにやって来たという彼の本当の目的を知ったヘレンは、
やがて人類存続の危機を感じるのだが・・・

さめ的この映画のココロ: スコット・デリクソン監督の最新作。

1951年、ロバート・ワイズ監督による『地球の静止する日』のリメイクである本作。
内容など、オリジナル版に多少のアレンジが加えられている、らしい。

特に楽しみにしていたわけではないのだけども、爆
数か月前からの過剰なまでの宣伝により、
さすがのさめもこの映画に気づかないわけはなく、
しかもこれだけ派手に宣伝しときながら、封切り後のこの評判の悪さは何なんだ?

それなのにもかかわらず、上映ランキング1位には上がってしまう・・・
そんなおかしな矛盾に陥っている映画をどうしてもこの目で確かめてみたくて、
ほとんどコワいモノ観たさに、わざわざ(大晦日だというのに)足を運んだ、というわけだ。
レディースディだったからねー笑

うーん、ていうかこりゃないよな、ほんと。
大作なのにここまで抑揚のない映画は、おそらく初めてかもしれない。

テーマとしては、地球滅亡の危機ということで、
スケール的に大きいは大きいのだけども、それにしても内容が・・・薄っ。

キアヌ・・・コレで来日までしたんだよねぇ。
しかも上機嫌だった、とか。笑
うーん、ビミョウだ。

まぁ、キアヌも全然悪いわけではないし、
ジェニファー・コネリーも割と好きな演技をするし、
ジェイデン・スミスくんに至っては、映画とは裏腹に評判いいのも納得できたし・・・
うーん、やっぱり問題は・・・ストーリーの持って行き方だろうか。
いや、問題の掘り下げ方だろう。

地球が滅亡しそうなのはわかる。
救世主としてクラトゥがやって来たのもわかる。
でも救おうとするものが、実は人類じゃなくて地球だったっていうのもよくわかる。

でも。
人類滅亡の危機に直面し、「私たちは変われる!」と訴えるヘレン。
最後には、そんなヘレン親子に心動かされるクラトゥ。

ていうかこの辺の描写があまりにも希薄すぎて、なんともビックリだよ。

あんな攻撃続けてて、到底人類は変われそうにも思えなかったし、
クラトゥも、え?その程度で心動かされて任務を放棄しちゃっていいの?
・・・そんな感じで、いつの間にかめでたし。

メッセージ性もあまり感じられなかったけども、唯一伝わってきたとするなら、
「人類がいなくなれば、地球は救われる」
このことくらいだったろうか・・・

とはいえ、大がかりな映像はやはりスクリーンで観るべきもの。
視覚効果的には、50年前に比べて(・・・て、オリジナル観てないんだけど。爆)
圧倒的に技術は進歩したんじゃないだろうか。

うーん、もうこれ以上は語らないでおこう。
突っ込みどころ満載でキリがないから。
キロク★は・・・2つじゃ出演者陣があまりにも救われないかな、ってことで3つ。

さて、地球が静止するだの何だの言ってるけども、この映画の静止は・・・爆


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# by samepoooo | 2009-01-06 19:46 | 映画 た行
1月の気になる公開映画
1/10 『チェ 28歳の革命』 ★

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ベニチオ・デル・トロ÷スティーヴン・ソダーバーグ監督
=とにかく、デルトロが観たいっ!笑

チェ・ゲバラの予習もばっちしです。

1/17 『ヘルライド』

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とりあえず、クエンティン・タランティーノが関わってる、
というだけで観たい!と思っている、B級バイカー映画。笑

か~なり評判悪いみたいだけど。苦笑
モチロン鹿児島では上映予定なし、だけど。爆

1/24 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 ★

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レオナルド・ディカプリオ×ケイト・ウィンスレット
÷サム・メンデス監督
=前にも書いたけど、か~なり楽しみな映画です。

1/24 『007/慰めの報酬』 ★

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ダニエル・クレイグ×マチュー・アマルリック
÷マーク・フォースター監督
=さめは初スクリーン007!!!
かなり楽しみ。


1/24 『エレジー』

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ペネロペ・クルス×ベン・キングズレー
÷イザベル・コイシェ監督
=なんだかあやしそうで観たい。

鹿児島でも上映してよー。て感じです。泣


1/30 『マンマ・ミーア!』

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まぁ、話題作、ってことで。
メリル・ストリープのはじけっぷりは観てみたいところ。

時間があれば、と思ってます。


1/31 『チェ 39歳 別れの手紙』 ★

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初旬の一部めに続き、二部め。
もちろん、すぐに観に行きます。

何が楽しみって、マット・デイモンのカメオでしょ!


細文字は、今のところ鹿児島では公開予定がないもの。泣
★は観に行く予定。

1月は、ほんと目白押しだね。
ぐふふ。楽しみ。


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# by samepoooo | 2009-01-03 13:22 | 気になる公開映画
a happy new cinema!
新年早々観た映画、いってみます。
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『シン・シティ』  ★★★★☆+マニア★
『恋におちたシェイクスピア』  ★★★★★
『エル・マリアッチ』  ★★★★☆
『ダージリン急行』  ★★★★☆
『THE FEAST/フィースト』  ★★★☆☆+マニア★
『ギター弾きの恋』  ★★★★★



心は一応少女なんですけど。
バイオレンス系、かなりイケることはどうやら否定できません。

それにしても。
今年の映画初めは『ギター弾きの恋』
我ながら、いいセレクトだったと思います。笑

今年もどうぞ、お付き合いくださいませ☆


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# by samepoooo | 2009-01-02 18:48 | 未レビュ映画
あれからまた観た映画
いってみます。
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『地球が静止する日』 (劇場にて)  ★★★☆☆
『トランスアメリカ』  ★★★★★+涙★
『ゴーン・ベイビー・ゴーン』  ★★★★☆
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』  ★★★★☆
『ノーカントリー』  ★★★★☆
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』  ★★★☆☆+マニア★★
『トゥルー・ロマンス』  ★★★☆☆
『ブラッド・ダイヤモンド』  ★★★★★
『アイズ・ワイド・シャット』  ★★★★☆


なかなかレビュする余裕がないの。
ていうか、もうそろそろ今年も終わるし・・・

今年は、6月頃から急に映画に目覚め、
ブログを始めるまでに至り、
おそらく半年で、ジャンルを問わず200本以上の映画を観たはずです。

徹底的に心に残っているのは。
『ダークナイト』
『イントゥ・ザ・ワイルド』

この2本で決まり、です。

今年の観納めは、さっき観に行った『地球が静止する日』
なんとも、心に残らない感じで終わっちゃいました。爆

というわけで、何か心に残りそうなのをこれから観ます。ハイ。
映画初め、何にしよう。笑

それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ☆


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# by samepoooo | 2008-12-31 23:57 | 未レビュ映画
『ワールド・オブ・ライズ』 (劇場にて)
f0194546_16472879.jpg2008年 アメリカ
原題: BODY OF LIES
監督: リドリー・スコット
原作: デイヴィッド・イグネイシアス 「ワールド・オブ・ライズ」
出演: レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ、マーク・ストロング、ゴルシフテ・ファラハニ、オスカー・アイザック、サイモン・マクバーニー、アロン・アブトゥブール、アリ・スリマン
系統: サスペンス/アクション(PG-12)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆

あらすじ: CIAで最高の腕を誇るスパイ、ロジャー・フェリス。
世界中で常に死と隣り合わせの彼の任務を決めるのは、
遠く離れた安全な場所で命令を下すだけのベテラン局員エド・ホフマン。
彼らの目的は、世界的な爆破テロ組織のリーダーを捕まえること。
世界を救うのは、味方をも欺く完璧な嘘だった・・・

さめ的この映画のココロ: 『グラディエーター』『アメリカン・ギャングスター』
などを手掛けた、リドリー・スコット監督の最新作。

ワシントン・ポスト紙のコラムニストで、中東問題に精通するジャーナリスト、
デイヴィッド・イグネイシアスの同名小説の映画化。

監督お気に入りのラッセル・クロウはさておき、 ←さておくのかよ。
さめさん実はあんまり好きでなかったレオナルド・ディカプリオが、
とってもいい役者だということに、こないだ突然気づいたもんだから、 ←遅いよ。
楽しみに観に行ってきた本作。

・・・恥ずかしながら、今流行りの潜入捜査の映画と思っとりました!
ちょっとまちがえたがよ。恥
CIAて聞くと、なんか自動的にそういうイメージ。爆

テーマとしては、中東問題やテロ組織を扱った、かなり社会派な映画。
さめさん社会問題にはとんと疎くて、内容すべてを把握することはちょっと不可能だった。爆
で、潜入捜査・・・とはやや違って、CIA現場工作員のお話。笑

世界中を駆け巡り、命がけの任務に身を削る工作員フェリス。
一方、スーパーで買い物したり子どもの世話をしたりと、平和な日常に身を置きながら、
電話一本で冷酷な指示を出すだけのベテラン局員ホフマン。

キャッチコピーでもしきりに言われていた、「嘘」の応酬と息もつけぬ頭脳戦。
この二人の間だけのことかと思っていたら、またもや大間違い。爆
最後で見事な「嘘」を仕掛けたあの男に、この映画の深さをみた。

レオは、同じく社会派映画『ブラッド・ダイヤモンド』のときよりも、
もっともっと演技に磨きがかかっていて。
アクションシーンもさることながら、ささやかなロマンス描写もすごくイイ。
この人、ゴテゴテのラブストーリーなんかより、こういう映画の方がずっと生きる気がする。

そして特記すべきはやっぱり、ラッセル・クロウ・・・の太り方。爆
わざわざ役作り?したみたいだけども・・・
それにしたってほんの短期間であんななっちゃうのねぇ。悲
『アメリカン・ギャングスター』のときも、彼にややメタボを感じたさめさんは、
この太り方がどうしても、単なる役作り、とは思えないのである。
気をつけてー。 ←ヨケーなお世話。

そしてこの太り方がまた、アメリカ人の傲慢さが全面に出たあの演技に拍車をかけていて。
ここまで人を不快な気持ちにさせられるラッセル・クロウの演技、
スバラシイとしか言いようがない。

んで最後に、どうでもいいんだけど、あの人。
お寿司、食べたわよね?
エビ。
しかも、お口に引っかかったわよね?
で、無理やり押し込んだところで、エンドロール。

もう、そんなくだらない場面が強烈に脳裏に焼き付いてしまって、
こんな社会派映画を観た後なのにもかかわらず、
さめさんなんとも悶々とした気持ちのまま、映画館を後にすることになるのである。

エビだったよね、アレ・・・なんで・・・エビ引っかかって終わりなの?悶々

と、話がそれたけども、
テーマがテーマだけに重くなりがちな雰囲気は、
出演者陣の演技で見事に緩和されるが、
緊迫感だけは最後まで途切れることなく続く。
一気に駆け抜ける2時間、おもしろかった!
キロク★は4つ!


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# by samepoooo | 2008-12-25 16:43 | 映画 わ行
『噛む女』
f0194546_13382611.jpg2008年 カナダ
原題: BITTEN
監督: ハーヴ・グレイザー
出演: ジェイソン・ミューズ、エリカ・コックス、ジェフ・パンマン、ニック・ナック、リチャード・フィッツパトリック、ジョーダン・マドリー、スチュアート・ストーン
系統: ホラー/エロティック

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆+マニア★★★


あらすじ: 彼女と別れ、仕事も手につかない救命救急士のジャック。
そんなある日、全身血まみれで倒れている美女を見つける。
自宅に連れ帰って介抱するが、女は記憶喪失。
いつしか女の虜になってしまうジャック。けれども女には、恐ろしい秘密が・・・

さめ的この映画のココロ: 愛するジェイソン・ミューズの主演作!
カナダのインディペンデント映画で、かなりマニアックなニオイを感じつつ・・・
前情報などほぼないままの鑑賞。笑
調べてみると、結構同タイトルの映画、あるし。

そもそもレンタル屋に入るなんて思ってなかったから、
さめさんネットでレンタルでいち早くゲット!
そしたらいつものレンタル屋の新作コーナーにちょこんと置いてあって、ややビックリ。笑

さて。
このあやしいタイトルからして、ヴァンパイアの話なんだろうなぁ、とは思っていた。
で、ジャンル→「エロティックホラー」

・・・なんだよ、またエロティックかよ。
しかも+ホラーて、意味わからん。
ま、コレと↑のジャケットでかなり借りる気失せるはず。爆

うーん。とにかく、観てみよう!
少しくらい怖くたって(ほんとはイヤ)、少しくらいエロくたって(むしろウレシイ)爆
愛するジェイのためだ!

なになに・・・おうっふ!
いきなり血の出た人が倒れてますけど?逃

お。ジェイ登場!短い髪もステキだわ(はぁと)
ほぅほぅ、なるほど、救命救急士の役なのね。

・・・ん?なんだ?・・・この下ネタトークは!

中途略

・・・やっぱり。ニヤリジェイはこうでなくっちゃ!喜
ていうか、やっぱそうなっちゃうのね。笑


というわけで、コワイかも・・・なんていう予想は見事にハズれ。
ていうか・・・うれしい誤算?笑
ハイ、この映画、ブラックコメディでした! そうとわかればもう安心。

ややコントラストの強い、シアンがかった映像と、
室内の怪しげな夜の演出が、かなり風変りな映画。

ホラーの要素はもちろんあり(恐れることは全くない)、
適度にエロティックな描写もあり、若干のロマンスもあり、
それでいて根底にあるのは・・・コメディ?笑

死体を隠すときに流れる音楽なんて、最高にミスマッチでオモシロイ!
うーん、このバランス、なかなかよくできている。笑

ジェイソン・ミューズといえば、やっぱりあのジェイ&サイレント・ボブのイメージが強すぎて、
今まであんまり演技に注目したことがなかったけども、この人、わりとやるねぇ。
ますます好きになったわぁ。

ヴァンパイアのお話で思い出すのは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
アレも血の量がハンパじゃなかったけど、この映画も血はスゴイ。
そして思うのは。

・・・吸血鬼の世界もいろいろ大変なのね。笑

まぁ、いろいろ書いたけども、やっぱりかなりマニアウケな映画であることは確か。
血がダメな人は絶対ダメだと思うし、下ネタがダメな人も絶対ダメ。
万人にはオススメできませんが、ちょっとでも自分がマニアだと思われたら・・・お試しアレ!

でもって今回から、(これまでのレビュも変えときます。)
キロク★の付け方に、ちょっと変化を持たせてみることにします。
イチバン高評価は、モチロン★5つなんだけども、
評価にさめのマニアックな見解が入る場合は・・・
★5つにプラスしてマニア★を付けることにします。

マニア★は3つまで。
プラスが付いたら要注意!笑


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# by samepoooo | 2008-12-25 13:55 | 映画 か行