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今週観た映画たち
さて。
今週観たヤツ、いってみます。
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 (劇場にて)  ★★★★★
『ゴッドファーザーPARTⅡ』  ★★★★★
『ジャッキー・ブラウン』  ★★☆☆☆+マニア★
『フューネラル』  ★★☆☆☆
『フェティッシュ』  ★★☆☆☆+マニア★★★
『クロッシング・ガード』  ★★☆☆☆
『デスペラード』  ★★★★★+マニア★★★
『プレッジ』  ★★★☆☆
『夏休みのレモネード』  ★★★★☆
『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』  ★★★★☆
『フォー・ルームス』  ★★★☆☆+マニア★★★
『4ヶ月、3週と2日』  ★★★☆☆


ほんと、なんちゅうチャンポンな観方なんだろうね。笑

どうでもいい話なんだけど。
今週は、さめの中で最強にカッコイイB級映画に出会ってしまいました。
『デスペラード』

・・・今さらではあるのですが。苦笑
もう、さめの中のあらゆるツボが刺激されまくって、
しばらくニヤニヤが止まらなくて、眠れませんでした。
なぜか、ずっと観ずに放っぽってたコイツが、三部作の中でもイチバン!
ていうか最強だった、まじで!!

さめさんの好きな映画てなに?
と聞かれたら、すかさず、
『デスペラード』!!
と答えてしまいそうです、これからしばらく。苦笑

でもそれじゃあまりにもアヤシイ少女なので、
『プラネット・テラー』と答えることにします。←もっとアヤシイから。爆 
・・・『フロム・ダスク・ティル・ドーン』? ←こんなの答える女、最悪だよね。笑
つーかでも、さめは答えかねない。爆


実はタランティーノよりも、ロバート・ロドリゲスの方が好きかもしれない・・・
そう気づき始めた、最近のさめさんなのです。 だいじょぶけー

思い返せば、ジョニー・デップから始まったさめの映画道。
そういや、『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』に出てたね。笑
どんどんヘンな方に向かってってますがよ。 いいや、まだまだ~笑


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# by samepoooo | 2009-01-24 23:03 | 未レビュ映画
『悲しみが乾くまで』
『悲しみが乾くまで』_f0194546_18524411.jpg2008年 アメリカ/イギリス
原題: THINGS WE LOST IN THE FIRE
監督: スサンネ・ビア
出演: ハル・ベリー、ベニチオ・デル・トロ、デヴィッド・ドゥカヴニー、アリソン・ローマン、オマー・ベンソン・ミラー、ジョン・キャロル・リンチ、アレクシス・リュウェリン、マイカ・ベリー
系統: ドラマ(PG-12)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★


あらすじ: 愛する夫と二人の子供に恵まれ、幸せな生活を送っていたオードリー。
ある日路上で喧嘩に巻き込まれ、夫は射殺されてしまう。
葬儀の当日、夫の親友であったジェリーを思い出したオードリーは、
彼に親近感を抱き、しばらく一緒に暮らしてほしいと申し出るのだったが・・・

さめ的この映画のココロ: デンマークの女性監督スサンネ・ビアのハリウッド最新作。
制作には、あのサム・メンデス監督も関わっている。

さらには主演も、ベニチオ・デル・トロ、ハル・ベリーの二大オスカー俳優ということで、
DVD化をかなり楽しみにしていた作品。

ていうか今、さめ的にかなりデルトロ熱が上昇中!
いやいや、それにも増して、かなりいい映画でした、コレ。

光を落とし、人物の「目」をクローズアップする独特のカメラワーク。
ヘッドホンで聴いている曲をそのままBGMにしてしまう、音の演出。
お!なんかちょっと違うぞ、と思わせる。

ある日突然、愛する夫を亡くしてしまったオードリー。
夫の死が受け入れられず、一方的に夫の親友ジェリーを頼る。

一方ジェリーは麻薬の常習者。
弁護士だったにもかかわらず、転落した人生を送っていた。

そんな二人の間に繰り広げられる心の葛藤、微妙な動きが、
美しく絶妙な映像で描き出される。
「喪失と再生の物語」とは、まさにキャッチコピー通りだ。

そういう、人間としての男と女、そしてその心の動きの描写を得意とするらしい、
このスサンネ・ビア監督。
本作は、自国デンマークを離れてハリウッドに招待され制作したものだという。
それがこれからどう影響するか、少し気にはなるところだけども、
他の作品も少々追いかけてみようと思う。


・・・じゃあもうそろそろデルトロに話題を移しちゃってもいいけ?笑

デルトロにジャンキーの役がハマるのは、
すでに『ラスベガスをやっつけろ』で実証済み。笑
あのときは、腹まで出っ張ってもう大変なことだったけど、(ジョニーなんかハゲだし)泣
この映画でも、そのラリっぷりはやはり相当のものでした。笑
つーかもう、地でラリってないか?爆

いやいや。
どんなヒドイ言葉を吐かれても、自分勝手に付き合わされても、
ただただ優しく受け止める、その懐の大きさ。
トロさん・・・あなた、ほんとにステキだわ・・・遠い目

ていうか何が好きって、その「顔」
ていうか具合悪そうな、その「顔」

「顔」そのものが語ってるって、スゴイよね。

ていうか見て、コレ↓ ちょっとコワイし・・・

『悲しみが乾くまで』_f0194546_15413187.jpg

こんなん・・・今どき八百屋のオヤジもしてないから!笑

だけど、ホレ↓

『悲しみが乾くまで』_f0194546_15414799.jpg

そのタバコを吸うお姿が、あぁ・・・シブすぎるの。倒

かと思いきや、ツンツン頭もステキなのぉ。惚

『悲しみが乾くまで』_f0194546_1542887.jpg

というわけで、さめさん完全にデルトロにやられちゃったのだけども、
それはカンケーなしに、映画としてのキロク★は5つ!
むしろ・・・デルトロ、ダメな人もいたりしてね。爆

みなさん気にせず映画をちゃんと観てくださいねー。 ←説得力なし。爆


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# by samepoooo | 2009-01-21 22:24 | 映画 か行
『007/慰めの報酬』 (先行上映・劇場にて)
『007/慰めの報酬』 (先行上映・劇場にて)_f0194546_18352819.jpg2008年 アメリカ
原題: QUANTUM OF SOLACE
監督: マーク・フォースター
原作: イアン・フレミング
出演: ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジェマ・アータートン、イェスパー・クリステンセン
系統: アクション
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆

あらすじ: 愛する女性ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、
復讐心に駆られ、彼女を操っていたミスター・ホワイトを追求するうち、
危険な悪の組織の存在を知る。
調査のためハイチに向かったボンドは、謎の女カミーユと出会い、
ついに謎の組織"グリーン・プラネット"のCEOドミニク・グリーンを付き止める。
カミーユもまた、愛する家族を殺され、復讐の機会をうかがっているのだった・・・

さめ的この映画のココロ: 『007』シリーズ第22作めとなる最新作。
『チョコレート』『ネバーランド』などのマーク・フォースター監督、
アクション映画を手掛けるのは、本作が初なんだそう。

前作『007/カジノ・ロワイヤル』の一時間後、という設定で始まる本作。
いやぁ、のっけから息つく間もなく存分に楽しませてもらいました。
すんごいね、カーチェイス! ボーンのマットもビックリだよ。笑

とにかくアクションがアツかった!
陸では生身で走りに走る!
海に出ちゃあ、ボートで追っかけっこするわ、
空に至っては、飛行機飛ばしてドンパチ!
大火災まで起こっちゃうし、すげーーよ、ボンド~!
『007』て、いつもこうなの?笑

・・・実はさめ。
本作を観に行きたいがために、『007/カジノロワイヤル』を観たのが約1週間前。
それが人生初の『007』だったという。爆

なんとキリのいいことに、前作から内容やスタッフも心機一転。
ボンド役も今までのイメージとは違って、(と、勝手に思っている。)
とってもスタイリッシュなダニエル・クレイグの起用。
ジェームズ・ボンドが「007」になるまでのエピソードを加え、
原点に立ち返った内容になっていた。

そしてその続編として、本作で完結する「007」誕生エピソード。
だもんで、さめ的「007」は、
完全にダニエル・ボンドでインプットされてしまったがよ。笑

往年のシリーズファンの方々からしてみれば、
ユーモアが足りないとか、すぐに寝ないとか、顔が丸いとか、笑
ひとこと言いたくなる気持ちもわからないでもないけど、
これまでのミョーにおっさんチックなボンドと比べたら、 ←ごめん!爆
いやぁ、さめは個人的に好きだなぁ、若々しくってスタイリッシュなダニエル・ボンド!

で。
本作でもうひとつ楽しみにしていたのが、悪役ドミニク役のマチュー・アマルリック。
そう、『潜水服は蝶の夢を見る』の、片目の彼なのです。
あんな色白でちっこくって、どんな悪役なんだろ?と思っていたら、コレまた見事!
イヤなヤツだったねぇ~笑


そしてアクションもさることながら、本作の見どころはなんといってもヒューマンドラマ。
前作で、初めて心から愛した女性を亡くし、そして裏切られたという思いから、
復讐と任務の狭間で苦悩するボンド。

まだまだ任務に就いたばかりで、復讐心を抑えきれず、
しょっぱなから会う敵会う敵殺してばっかりだった荒々しいボンドが、
最後の最後にこらえた、というのは、立派な成長の証なんじゃないかな。

まさに、ボンドがボンドになった瞬間を見た!という感じ。笑
この辺はさすが、ヒューマンドラマを得意とするマーク・フォスター監督。

さぁ、ダニエル・ボンド!
続くニ作の契約はすでにされているらしいからねぇ。
どうなっていくのか、これからも楽しみ!
期待も込めて、キロク★4つ!


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# by samepoooo | 2009-01-19 22:22 | 映画 た行
今週観た映画たち
今週観たやつ、いってみます。
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『007/慰めの報酬』 (先行上映・劇場にて)  ★★★★☆
『スナッチ』  ★★★☆☆
『ゴッドファーザー』 デジタルリマスター版 (劇場にて)  ★★★★★
『ジェイン・オースティンの読書会』  ★★★★★
『デス・プルーフ in グラインドハウス』  ★★★☆☆+マニア★
『プラネット・テラー in グラインドハウス』  ★★★★☆+マニア★★★
『スパイダーマン』  ★★★★☆
『セブン』  ★★★★☆
『バッド・エデュケーション』  ★★★★☆
『悲しみが乾くまで』  ★★★★★


今週は、劇場へも二度行ってました。
去年のさめには考えられないことだ。笑
来週も・・・ひとつ、予定してるかな。

DVDストックもたんまり。
ほんとに、このブログのタイトルどおり、
シネマフル、な毎日ですがよ。笑


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# by samepoooo | 2009-01-17 22:28 | 未レビュ映画
『ゴッドファーザー』 デジタルリマスター版 (劇場にて)
『ゴッドファーザー』 デジタルリマスター版 (劇場にて)_f0194546_14145130.jpg1972年 アメリカ
原題: THE GODFATHER
監督: フランシス・フォード・コッポラ
原作: マリオ・プーゾ 「ゴッドファーザー」
出演: マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ジョン・カザール、ダイアン・キートン、ロバート・デュヴァル、リチャード・カステラーノ、タリア・シャイア
系統: ドラマ/ギャング/マフィア
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★

さめ的この映画のココロ: この映画に関して今さらどうのこうの言おうだなんて、
それはもう、野暮以外の何でもないだろう。

この度、不朽の名作『ゴッドファーザー』がリマスタリングされ、
なんとこの鹿児島くんだりのシネコンでも、
2週間の期間限定で上映してくれるというじゃないか!?

さめは映画のジャンルの中でも、ギャング・マフィア関連の映画は好きで、
ボチボチとではあるのだけども観貯めている。

・・・となれば、当然出てくるのが、この『ゴッドファーザー』だろう。
そして、もちろん鑑賞済みではあったのだけども・・・
さめの中で、(恐れ多くも)いまひとつピンとこなかったのだ、この作品。
なぜなのかは・・・わからない。

というか正直、本当によくわからなかった、のだ。
一度ですべてを把握するのは、さめには難しかった。
でもこれはきっと、非常にもったいないことなんだろうと察知したさめは、
こんないい機会はないと、劇場に足を運ぶことにしたのである。

木曜日のレイトショー。
指定されたシアターに入ったのは、開演5分前。
観客は、中央部の座席に若い男子がわずか一人。
・・・。
さめはいつもの最後部ド真ん中を陣取り、
上映10分が過ぎた頃、駆け込んできたのが中年男性。
まぁ平日だし、ね。寂


さて、この映画。
再び観ようと思い立って、本当によかったと思う。
しかもスクリーンで観ることができて、本当によかった。

二度観てやっとわかったような気がする、この映画の素晴らしさが!
ギャング映画というよりはむしろ、
究極の家族愛、人間ドラマがそこにはあった。
「絆」という、まさに人間の原点ともいうべきものが描かれている。

これ以降の多くの映画に多大なる影響を与えた、というのは、
やはり本当なのだろう。

まださめが生まれてもいない頃に公開されたこの映画。
リマスタリングされて今、劇場で観ることができたことが、心底うれしい。

この映画の重厚さは、スクリーンで観てこそ、だ。

上映期間はまだ後1週間以上ある。
鹿児島のみなさま。
今後パート2や3がある際また、鹿児島で上映してもらうためにも、
ゼヒにミッテ10へ足を運んでほしいのです。


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# by samepoooo | 2009-01-16 23:40 | 映画 か行