『つぐない』
f0194546_15552963.jpg2007年 イギリス
原題: ATONEMENT
監督: ジョー・ライト
原作: イアン・マキューアン 「贖罪」
出演: キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン、ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ブレンダ・ブレシン、パトリック・ケネディ
系統: ドラマ/戦争/ロマンス(PG-12)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★

あらすじ: 1935年、イングランド。とある暑い夏の日。
政府官僚の娘セシーリアは、使用人の息子ロビーへの愛を自覚する。
セシーリアの妹ブライオニーもまた、ロビーにほのかな想いを抱くのだが、
少しの行き違いと嫉妬心によりついてしまったウソが、
ロビーを刑務所へと送ることになってしまう・・・

さめ的この映画のココロ: 『プライドと偏見』で華々しい長編デビューを飾った、
ジョー・ライト監督の二作めとなる本作。
イアン・マキューアンのベストセラー小説「贖罪」を映画化した作品である。

GG賞受賞、アカデミー賞でも数々のノミネートを受けている本作。

戦争のために愛する人と引き裂かれる・・・そんな映画は今までにもたくさん観てきて、
きっとまたそんな類の切ない恋愛映画なんだろうなぁ、
と勝手な思い込み&キーラ・ナイトレイ主演ということで、しばし手がでなかった本作。
でも、お相手のジェームズ・マカヴォイくんに負けて、ついに観ることに。

さめはもう、観た後しばらく言葉が出なかったよ。
キーラがキライとか、マカヴォイくんがスキとか、
そんなこと言うさめのバカバカバカ~ッ!!恥
かなり、かなり素晴らしい作品だった。

愛し合うセシーリアとロビーの二人を引き裂いたのは、
たったひとつの”ウソ”だった。

その純真無垢なるゆえに、嫉妬心ゆえに、
過ちを犯してしまったブライオニー。

やがて起こる戦争が、そんな三人を永遠に引き離す。

犯した罪を一生かけて償おうとする、ブライオニーの贖罪の人生。

あらゆるものを壊し、愛する者を奪う戦争。
戦争こそが、人間が償うべき罪である。
そんなメッセージが、タイトルでもある”贖罪”の言葉の中には
込められているような気がしてならない。


タイプライターの音の上に乗せたような音楽。
進んでは戻る独特のストーリー展開。

時にサスペンスにも似たような鋭い視線を映し出し、
台詞がなくとも、役者のわずかな表情や間合い、
さらには空気感からもあらゆることが読み取れる演出。

そして、ややレトロ感のある美しい映像の前半から一変、
後半は凄まじいまでのリアリティをもって描かれる戦火の情景。

ジョー・ライト監督・・・素晴らしすぎる。
マカヴォイくん・・・やっぱりイイ男だった。笑
これはキロク★5つしか、ありえない。
ゼヒ観ておくべき作品だと思う。


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by samepoooo | 2008-12-14 21:12 | 映画 た行
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