<   2009年 01月 ( 15 )   > この月の画像一覧
『ジェイン・オースティンの読書会』
f0194546_1473812.jpg2007年 アメリカ
原題: THE JANE AUSTEN BOOK CLUB
監督: ロビン・スウィコード
原作: カレン・ジョイ・ファウラー
出演: キャシー・ベイカー、マリア・ベロ、エミリー・ブラント、エイミー・ブレネマン、ヒュー・ダンシー、マギー・グレイス、リン・レッドグレーヴ、ジミー・スミッツ、ケヴィン・ゼガーズ
系統: ドラマ/ロマンス
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★

あらすじ: 離婚歴6回のバーナデットは、愛犬を亡くし落ち込むジョスリンを励ますため、
ジェイン・オースティンの読書会を思いつく。
6冊の小説を語るために必要なメンバーは6人。
夫に別れを告げられたシルヴィア、教え子に心ときめく高校教師プルーディー、
さらにはシルヴィアの娘でレズビアンのアレグラ、
最後には唯一男性でSF大好きグリッグを引き入れ、いよいよ読書会が始まるのだったが・・・

さめ的この映画のココロ: 『SAYURI』などの脚本を手掛けた、
ロビン・スウィコード監督、これが初監督作品となる。

全米でベストセラーとなったカレン・ジョイ・ファウラーの同名小説の映画化。


不純な動機にもかかわらず、
結果的にいい映画を見つけるのをヒジョーに得意とするさめが、
またもや発掘した、オススメ映画!笑

ハイ、で、さめに不純な動機を抱かせたのはこのコ↓

f0194546_17101626.jpgケヴィン・ゼガーズくんv

『トランスアメリカ』からたったの2年で、
さらにイイ男に成長しちゃって、んもうっ!

このシーン、演劇中だから、
ちょっとほほ紅ききすぎちゃってるけど。笑

と、しょっぱなから写真まで出したんだけどケヴィンくん。
この映画では、完~全に脇役。悲

んだけどもっ!

あの短い露出時間にて放つ、主要メンバーをも凌ぐ輝き!!
はぁ~遠い目


・・・で、落ち着いて本題に入ることにしましょうね。

ジェイン・オースティンとは、18世紀の女流作家。
正直、さめは彼女の小説を読んだことはないのだけども、
数々の作品が映画化されたり、オマージュされたりしている。

さめの知っている限りでも、
「高慢と偏見」を映画化した、ジョー・ライト監督の『プライドと偏見』や、
『ブリジット・ジョーンズの日記』も影響を受けていることは有名。

この映画は、そんなジェイン・オースティンの代表作、
「分別と多感」「高慢と偏見」「エマ」「マンスフィールド・パーク」
「ノーサンガー僧院」「説得」の6作品を取り上げ、
5人の女性に1人の男性を交えたメンバー6人の、
6か月にわたる読書会を通じて絡み合う、切なくも心温まる人間模様の物語。

f0194546_1720077.jpg

「オースティンは、人生最高の解毒剤」
そう言う、離婚歴6回を誇るバーナデットに誘われ、
年齢も境遇もまったく異なる6人が次々と集まってくる。

それぞれに思いや悩みを抱えながらも小説を読んで、
時にはぶつかりながらも、みんなで集まり、語り合っていくうち、
彼らの表情や行動には明らかに変化が生まれていく。
そんな変化は、見ているだけでもこっちまでシアワセな気持ちになる。

どっちかと言えば、かなり地味ィな類の映画。
だけども、いつしか登場人物たちの行方が気になり、
一緒になって不安になったり、怒ったり、喜んだりしている自分がいた。
読書会を通じて学び、それぞれに解決策を見つけた彼らのラストは、爽快感でいっぱいだ。

いやぁ、いいなぁ、読書会。
みんなでわいわい集まって、
食事しながら、ワイン飲みながら、好きな本について語る。
オトナな楽しみだよねぇ。

ていうか、その前に、本を読まねばならない、さめ。爆
映画は今狂ったように観るようになったけども、
活字は・・・まださめにはブームが来てない。あはは。笑

言うまでもなく、ジェイン・オースティンの小説を読んでいた方が、
この映画のもっと深いところの意味を汲み取れたかもしれない。
そう思うとちょっと残念だったので、これから探して読んでみようかな。

・・・誰か、さめと読書会、する?笑
ちょっと甘めかもしれないけど、キロク★は5つ!


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-30 22:03 | 映画 さ行
どうでもいいこと。
いやぁ、こないだ映画館での出来事。

ポイント鑑賞したかったから、めずらしくカウンターに並んで、
「007(ゼロゼロセブン)、大人一枚ください」 って言ったら、

「007(ダブルオーセブン)ですね」 って返された。

「えぇ、まぁ、はい・・・」
なーんか肩身の狭いキモチでスクリーンへ。そそくさ


妹にこのことを話すと、やはり妹も少し前に、
怪人二十面相、大人一枚ください」 って言ったら、

「K-20(ケートゥエンティ)ですね」 って返されたそう。


どうなのよ、コレ。

だからさめ、チケットはいつもネットで買うことにしてるわけ。
ていうか、007は、ゼロゼロセブンじゃいけないわけ?ねぇ。

まぁ、どうだっていいんだけどね。


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-28 22:05 | 映画的近況
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 (劇場にて)
f0194546_15253821.jpg2008年 アメリカ/イギリス
原題: REVOLUTIONARY ROAD
監督: サム・メンデス
原作: リチャード・イェーツ 「家族の終わりに」
出演: レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ、マイケル・シャノン、キャスリン・ハーン、デヴィッド・ハーバー、ゾーイ・カザン、ディラン・ベイカー
系統: ドラマ
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★

あらすじ: 1950年代、コネチカット州。
「レボリューショナリー・ロード」と呼ばれる閑静な住宅街に暮らすフランクとエイプリルは、
子供たちにも恵まれ、何不自由ない暮らしで、誰が見ても理想のカップル。
しかし実は、描いていた未来と現状との格差に日々不満を募らせていた。
希望を求め、パリへの移住を決意する彼らだったが・・・

さめ的この映画のココロ: 『アメリカン・ビューティー』でアカデミー監督賞を受賞した、
サム・メンデス監督の最新作。

リチャード・イェーツの小説「家族の終わりに」の映画化。

惜しくもアカデミー作品賞ノミネートにはもれてしまったが、
GG賞作品賞にノミネート、ケイト・ウィンスレットは主演女優賞を獲得している。

レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの共演が、
『タイタニック』以来11年ということで、何かと話題を呼んでいる本作。

あの頃の、美しい悲劇の二人に胸ふくらませて本作を観に行くと、
きっと別の意味で悲劇が訪れることになる。苦笑

だって、何と言っても監督はサム・メンデス。
アメリカが根底に抱える暗い部分の描写を得意とする監督だ。

その辺ちゃんと覚悟しつつ、さめはものすごく楽しみに観に行って来た。

いやぁ、すごいね、壮絶だね。
しょっぱなからもんのすごいバトルが繰り広げられるのには、かなりビックリさせられた。
あ、バトルって、喧嘩ね。笑
そこにはもう、あの『タイタニック』なんて微塵も感じさせない、
成熟した演技の二人がいた。


理想のカップルと言われ、誰よりも幸せそうに見えていたフランクとエイプリル。
けれども現実は、日々の退屈な仕事を繰り返すだけの夫と、夢半ばで家庭に入った妻。
漠然と思い描いていた明るい未来と現状とのギャップに絶望を感じていた。
どうにかして幸せを見つけようと、もがく二人が痛々しい。

ようやく希望を求め、遠くパリへの移住を決心した途端にわかった事実。
これを境に、転がるように家庭は崩壊していく。

結婚て、まだ経験のないさめが言うのもなんだけど、
いつの時代でもやっぱり大変なことなんだね。

おもしろいと思ったのは、理想を追い求めるのが女性のエイプリルで、
現実に生きようとするのが男性のフランクだということ。
フツウ、逆じゃないけ?笑
まだまだ若かった二人。
まぁそこが、うまくいかなかったイチバンの理由だったのかもしれないけど。

映画の終盤に彼らはとても大きな喧嘩をする。
おそらくもうこれで二人は終わるんだ、と思わせといて・・・翌日の朝食のシーン。
これはかなりの名シーン。
ケイトがかなり、怖いのです。
嵐の前の静けさとは、きっとこういうことを言うのです。
女をなめてもらっちゃあ困るぜ。 ・・・と、そんな話ではないけど。笑

そして特記すべきは、不動産屋の息子を演じたマイケル・シャノン。
圧倒的な存在感で、実に痛いところをついてくる。
夫婦に向けられる言葉はあまりにも的を得ていて、
フランクは怒りをぶちまけるより他ない。
でもそんな真に迫った言葉を発するのが、
精神を患った人間、というのが、なんとも皮肉だ。

「レボリューショナリー・ロード」という理想郷を創り上げ、
自分たちがなり得なかった理想の夫婦にしか家を売らない不動産屋ヘレン。
すべてが終わったときには、今まで賞賛していたはずの夫婦を貶す。
そんな彼女こそ、どこか歪んだ幸福感に浸る当時のアメリカを象徴するような気がして、
やりきれない思いがした。

そしてあのラストで、この作品は見事に締まった、という感じだろうか。
さめの心の中には、えもいわれぬ何かがずっしりと残った。
うーん、さすがはサム・メンデス。

音楽は、さめの大好きなオールディーズが流れ、
映像も、50年代の古いアメリカの雰囲気がとてもよく出ていて素晴らしかった。
決してステキな映画、なんて言えないけども、
さめはこの作品にキロク★5つ付けます。
コレを観たのが結婚前でよかった、と思いたい。笑


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-26 21:45 | 映画 ら行
今週観た映画たち
さて。
今週観たヤツ、いってみます。
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 (劇場にて)  ★★★★★
『ゴッドファーザーPARTⅡ』  ★★★★★
『ジャッキー・ブラウン』  ★★☆☆☆+マニア★
『フューネラル』  ★★☆☆☆
『フェティッシュ』  ★★☆☆☆+マニア★★★
『クロッシング・ガード』  ★★☆☆☆
『デスペラード』  ★★★★★+マニア★★★
『プレッジ』  ★★★☆☆
『夏休みのレモネード』  ★★★★☆
『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』  ★★★★☆
『フォー・ルームス』  ★★★☆☆+マニア★★★
『4ヶ月、3週と2日』  ★★★☆☆


ほんと、なんちゅうチャンポンな観方なんだろうね。笑

どうでもいい話なんだけど。
今週は、さめの中で最強にカッコイイB級映画に出会ってしまいました。
『デスペラード』

・・・今さらではあるのですが。苦笑
もう、さめの中のあらゆるツボが刺激されまくって、
しばらくニヤニヤが止まらなくて、眠れませんでした。
なぜか、ずっと観ずに放っぽってたコイツが、三部作の中でもイチバン!
ていうか最強だった、まじで!!

さめさんの好きな映画てなに?
と聞かれたら、すかさず、
『デスペラード』!!
と答えてしまいそうです、これからしばらく。苦笑

でもそれじゃあまりにもアヤシイ少女なので、
『プラネット・テラー』と答えることにします。←もっとアヤシイから。爆 
・・・『フロム・ダスク・ティル・ドーン』? ←こんなの答える女、最悪だよね。笑
つーかでも、さめは答えかねない。爆


実はタランティーノよりも、ロバート・ロドリゲスの方が好きかもしれない・・・
そう気づき始めた、最近のさめさんなのです。 だいじょぶけー

思い返せば、ジョニー・デップから始まったさめの映画道。
そういや、『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』に出てたね。笑
どんどんヘンな方に向かってってますがよ。 いいや、まだまだ~笑


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-24 23:03 | 未レビュ映画
『悲しみが乾くまで』
f0194546_18524411.jpg2008年 アメリカ/イギリス
原題: THINGS WE LOST IN THE FIRE
監督: スサンネ・ビア
出演: ハル・ベリー、ベニチオ・デル・トロ、デヴィッド・ドゥカヴニー、アリソン・ローマン、オマー・ベンソン・ミラー、ジョン・キャロル・リンチ、アレクシス・リュウェリン、マイカ・ベリー
系統: ドラマ(PG-12)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★


あらすじ: 愛する夫と二人の子供に恵まれ、幸せな生活を送っていたオードリー。
ある日路上で喧嘩に巻き込まれ、夫は射殺されてしまう。
葬儀の当日、夫の親友であったジェリーを思い出したオードリーは、
彼に親近感を抱き、しばらく一緒に暮らしてほしいと申し出るのだったが・・・

さめ的この映画のココロ: デンマークの女性監督スサンネ・ビアのハリウッド最新作。
制作には、あのサム・メンデス監督も関わっている。

さらには主演も、ベニチオ・デル・トロ、ハル・ベリーの二大オスカー俳優ということで、
DVD化をかなり楽しみにしていた作品。

ていうか今、さめ的にかなりデルトロ熱が上昇中!
いやいや、それにも増して、かなりいい映画でした、コレ。

光を落とし、人物の「目」をクローズアップする独特のカメラワーク。
ヘッドホンで聴いている曲をそのままBGMにしてしまう、音の演出。
お!なんかちょっと違うぞ、と思わせる。

ある日突然、愛する夫を亡くしてしまったオードリー。
夫の死が受け入れられず、一方的に夫の親友ジェリーを頼る。

一方ジェリーは麻薬の常習者。
弁護士だったにもかかわらず、転落した人生を送っていた。

そんな二人の間に繰り広げられる心の葛藤、微妙な動きが、
美しく絶妙な映像で描き出される。
「喪失と再生の物語」とは、まさにキャッチコピー通りだ。

そういう、人間としての男と女、そしてその心の動きの描写を得意とするらしい、
このスサンネ・ビア監督。
本作は、自国デンマークを離れてハリウッドに招待され制作したものだという。
それがこれからどう影響するか、少し気にはなるところだけども、
他の作品も少々追いかけてみようと思う。


・・・じゃあもうそろそろデルトロに話題を移しちゃってもいいけ?笑

デルトロにジャンキーの役がハマるのは、
すでに『ラスベガスをやっつけろ』で実証済み。笑
あのときは、腹まで出っ張ってもう大変なことだったけど、(ジョニーなんかハゲだし)泣
この映画でも、そのラリっぷりはやはり相当のものでした。笑
つーかもう、地でラリってないか?爆

いやいや。
どんなヒドイ言葉を吐かれても、自分勝手に付き合わされても、
ただただ優しく受け止める、その懐の大きさ。
トロさん・・・あなた、ほんとにステキだわ・・・遠い目

ていうか何が好きって、その「顔」
ていうか具合悪そうな、その「顔」

「顔」そのものが語ってるって、スゴイよね。

ていうか見て、コレ↓ ちょっとコワイし・・・

f0194546_15413187.jpg

こんなん・・・今どき八百屋のオヤジもしてないから!笑

だけど、ホレ↓

f0194546_15414799.jpg

そのタバコを吸うお姿が、あぁ・・・シブすぎるの。倒

かと思いきや、ツンツン頭もステキなのぉ。惚

f0194546_1542887.jpg

というわけで、さめさん完全にデルトロにやられちゃったのだけども、
それはカンケーなしに、映画としてのキロク★は5つ!
むしろ・・・デルトロ、ダメな人もいたりしてね。爆

みなさん気にせず映画をちゃんと観てくださいねー。 ←説得力なし。爆


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-21 22:24 | 映画 か行
『007/慰めの報酬』 (先行上映・劇場にて)
f0194546_18352819.jpg2008年 アメリカ
原題: QUANTUM OF SOLACE
監督: マーク・フォースター
原作: イアン・フレミング
出演: ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジェマ・アータートン、イェスパー・クリステンセン
系統: アクション
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆

あらすじ: 愛する女性ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、
復讐心に駆られ、彼女を操っていたミスター・ホワイトを追求するうち、
危険な悪の組織の存在を知る。
調査のためハイチに向かったボンドは、謎の女カミーユと出会い、
ついに謎の組織"グリーン・プラネット"のCEOドミニク・グリーンを付き止める。
カミーユもまた、愛する家族を殺され、復讐の機会をうかがっているのだった・・・

さめ的この映画のココロ: 『007』シリーズ第22作めとなる最新作。
『チョコレート』『ネバーランド』などのマーク・フォースター監督、
アクション映画を手掛けるのは、本作が初なんだそう。

前作『007/カジノ・ロワイヤル』の一時間後、という設定で始まる本作。
いやぁ、のっけから息つく間もなく存分に楽しませてもらいました。
すんごいね、カーチェイス! ボーンのマットもビックリだよ。笑

とにかくアクションがアツかった!
陸では生身で走りに走る!
海に出ちゃあ、ボートで追っかけっこするわ、
空に至っては、飛行機飛ばしてドンパチ!
大火災まで起こっちゃうし、すげーーよ、ボンド~!
『007』て、いつもこうなの?笑

・・・実はさめ。
本作を観に行きたいがために、『007/カジノロワイヤル』を観たのが約1週間前。
それが人生初の『007』だったという。爆

なんとキリのいいことに、前作から内容やスタッフも心機一転。
ボンド役も今までのイメージとは違って、(と、勝手に思っている。)
とってもスタイリッシュなダニエル・クレイグの起用。
ジェームズ・ボンドが「007」になるまでのエピソードを加え、
原点に立ち返った内容になっていた。

そしてその続編として、本作で完結する「007」誕生エピソード。
だもんで、さめ的「007」は、
完全にダニエル・ボンドでインプットされてしまったがよ。笑

往年のシリーズファンの方々からしてみれば、
ユーモアが足りないとか、すぐに寝ないとか、顔が丸いとか、笑
ひとこと言いたくなる気持ちもわからないでもないけど、
これまでのミョーにおっさんチックなボンドと比べたら、 ←ごめん!爆
いやぁ、さめは個人的に好きだなぁ、若々しくってスタイリッシュなダニエル・ボンド!

で。
本作でもうひとつ楽しみにしていたのが、悪役ドミニク役のマチュー・アマルリック。
そう、『潜水服は蝶の夢を見る』の、片目の彼なのです。
あんな色白でちっこくって、どんな悪役なんだろ?と思っていたら、コレまた見事!
イヤなヤツだったねぇ~笑


そしてアクションもさることながら、本作の見どころはなんといってもヒューマンドラマ。
前作で、初めて心から愛した女性を亡くし、そして裏切られたという思いから、
復讐と任務の狭間で苦悩するボンド。

まだまだ任務に就いたばかりで、復讐心を抑えきれず、
しょっぱなから会う敵会う敵殺してばっかりだった荒々しいボンドが、
最後の最後にこらえた、というのは、立派な成長の証なんじゃないかな。

まさに、ボンドがボンドになった瞬間を見た!という感じ。笑
この辺はさすが、ヒューマンドラマを得意とするマーク・フォスター監督。

さぁ、ダニエル・ボンド!
続くニ作の契約はすでにされているらしいからねぇ。
どうなっていくのか、これからも楽しみ!
期待も込めて、キロク★4つ!


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-19 22:22 | 映画 た行
今週観た映画たち
今週観たやつ、いってみます。
(レビュ後には、文字色が変わってリンクができます。)

『007/慰めの報酬』 (先行上映・劇場にて)  ★★★★☆
『スナッチ』  ★★★☆☆
『ゴッドファーザー』 デジタルリマスター版 (劇場にて)  ★★★★★
『ジェイン・オースティンの読書会』  ★★★★★
『デス・プルーフ in グラインドハウス』  ★★★☆☆+マニア★
『プラネット・テラー in グラインドハウス』  ★★★★☆+マニア★★★
『スパイダーマン』  ★★★★☆
『セブン』  ★★★★☆
『バッド・エデュケーション』  ★★★★☆
『悲しみが乾くまで』  ★★★★★


今週は、劇場へも二度行ってました。
去年のさめには考えられないことだ。笑
来週も・・・ひとつ、予定してるかな。

DVDストックもたんまり。
ほんとに、このブログのタイトルどおり、
シネマフル、な毎日ですがよ。笑


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-17 22:28 | 未レビュ映画
『ゴッドファーザー』 デジタルリマスター版 (劇場にて)
f0194546_14145130.jpg1972年 アメリカ
原題: THE GODFATHER
監督: フランシス・フォード・コッポラ
原作: マリオ・プーゾ 「ゴッドファーザー」
出演: マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ジョン・カザール、ダイアン・キートン、ロバート・デュヴァル、リチャード・カステラーノ、タリア・シャイア
系統: ドラマ/ギャング/マフィア
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★

さめ的この映画のココロ: この映画に関して今さらどうのこうの言おうだなんて、
それはもう、野暮以外の何でもないだろう。

この度、不朽の名作『ゴッドファーザー』がリマスタリングされ、
なんとこの鹿児島くんだりのシネコンでも、
2週間の期間限定で上映してくれるというじゃないか!?

さめは映画のジャンルの中でも、ギャング・マフィア関連の映画は好きで、
ボチボチとではあるのだけども観貯めている。

・・・となれば、当然出てくるのが、この『ゴッドファーザー』だろう。
そして、もちろん鑑賞済みではあったのだけども・・・
さめの中で、(恐れ多くも)いまひとつピンとこなかったのだ、この作品。
なぜなのかは・・・わからない。

というか正直、本当によくわからなかった、のだ。
一度ですべてを把握するのは、さめには難しかった。
でもこれはきっと、非常にもったいないことなんだろうと察知したさめは、
こんないい機会はないと、劇場に足を運ぶことにしたのである。

木曜日のレイトショー。
指定されたシアターに入ったのは、開演5分前。
観客は、中央部の座席に若い男子がわずか一人。
・・・。
さめはいつもの最後部ド真ん中を陣取り、
上映10分が過ぎた頃、駆け込んできたのが中年男性。
まぁ平日だし、ね。寂


さて、この映画。
再び観ようと思い立って、本当によかったと思う。
しかもスクリーンで観ることができて、本当によかった。

二度観てやっとわかったような気がする、この映画の素晴らしさが!
ギャング映画というよりはむしろ、
究極の家族愛、人間ドラマがそこにはあった。
「絆」という、まさに人間の原点ともいうべきものが描かれている。

これ以降の多くの映画に多大なる影響を与えた、というのは、
やはり本当なのだろう。

まださめが生まれてもいない頃に公開されたこの映画。
リマスタリングされて今、劇場で観ることができたことが、心底うれしい。

この映画の重厚さは、スクリーンで観てこそ、だ。

上映期間はまだ後1週間以上ある。
鹿児島のみなさま。
今後パート2や3がある際また、鹿児島で上映してもらうためにも、
ゼヒにミッテ10へ足を運んでほしいのです。


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-16 23:40 | 映画 か行
『トランスアメリカ』
f0194546_21132492.jpg2005年 アメリカ
原題: TRANSAMERICA
監督: ダンカン・タッカー
出演: フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、グレアム・グリーン、バート・ヤング、キャリー・プレストン、レイノール・シェイン、 リチャード・ポー
系統: ドラマ(R-15)
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★★+涙★

あらすじ: 男性であることに違和感を抱くブリーは、
女性として生活しながら、肉体的にも女性になるための手術を待ち望んでいた。
手術を数日後に控えたある日、拘置所からドビーという少年の
引き取りを願う電話が掛かってくる。
実はドビーは、ブリーがまだ男性だった頃にできた、実の息子だったのだ。
ドビーの身元を引き受けるため、一路ニューヨークへ向かうブリー。
そして二人の不思議なアメリカ大陸横断の旅が始まる・・・

さめ的この映画のココロ: ダンカン・タッカー監督の長編初監督作品。
性同一性障害に悩む友人との会話からヒントを得、自ら脚本も書いたという。

あああー、こんな映画を見つけた日は、さめは本当にうれしくって、
映画を観るようになってほんとよかったと、最高に最高にシアワセなキモチになる。
さめの映画生活はまだまだ短いながら、そんな作品をいくつか発見することができた。
これもその仲間入り、です。

近頃、「性」をテーマにした映画がとっても多いような気がしていて。
それだけ世の中で「性」に対する意識が高まってきているのかもしれない。

さめがこれまで観た中でも、
『マイ・プライベート・アイダホ』『バッド・エデュケーション』『ブロークバック・マウンテン』『プルートで朝食を』『ヘドウィグ・ウィズ・アングリーインチ』など。
ホモセクシャルであったり、バイセクシャル、トランスジェンダー、トランスセクシャルなど、
それぞれに少しずつ意味合いは違えど、
どれも主人公たちが「性」を超え、懸命になって大切なことを教えてくれた作品だ。


この作品では、「性同一性障害」を持った中年男性が、
「性転換」(トランスセクシャル)手術を待ち続け、やっとの思いで「女性」になる過程を描く。

自分が男性であるということを受け入れられず、
ホルモン剤を打ったり、女性になることに執着し、いつしか愛を忘れてしまったブリー。

母を失い、男娼をしながらドラッグに溺れ、愛を知らずに育ったドビー。

そんな愛に欠落した二人が、親子であることを隠しながらアメリカ横断の旅をする。
次第に打ち解け、笑い合い、時には衝突しながらも、
確かにそこには愛情が芽生え始めていた。

テーマこそ重く聞こえるが、そんな人間模様はとてもハートフルに描かれている。
笑いもあって、涙もある。
本当に本当に愛しい映画だ。

主演のフェリシティ・ハフマンは、
女性ながらに、「女性になろうとしている男性」を見事に演じている。
普通逆じゃないか?と思うが、この演技は本当に素晴らしい。
それもそのはず、GG賞で主演女優賞を受賞している。

いや、ていうかね。
そもそも観た動機といえば、例のごとくアレなんだけどね、
・・・ケヴィン・ゼガーズくん、目当て。爆

f0194546_1843221.jpg
ヤバイわ、このコ(も)。笑

繊細な演技が、リヴァー・フェニックスの
再来とかって言われてるみたいだけど、
ううーむ、確かにそうかもしれない。
さめ的には、やや少し不安定さを感じた。
が、このブレ感がたまらなくいい!

もちろん、追いかける人リスト入り。笑

というわけで、キロク★5つ!
胸がぎゅっと締めつけられるようなラストに、涙★もプラスです。


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-16 00:49 | 映画 た行
『チェ 28歳の革命』 (劇場にて)
f0194546_21403156.jpg2008年 アメリカ/フランス/スペイン
原題: CHE: PART ONE
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、サンティアゴ・カブレラ、エルビラ・ミンゲス、ジュリア・オーモンド、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ロドリゴ・サントロ
系統: ドラマ/伝記
公式HP

さめ的この映画のキロク: ★★★★☆


あらすじ: アルゼンチン出身の青年医師エルネスト・ゲバラ。
自らも喘息を抱えながら、病気で苦しむ貧しい人々を救いたいという志を持っていたある時、
故国キューバの革命を目指すフィデル・カストロと出会う。
それこそが、彼を後の激しい闘争の道へと導くものだった・・・

さめ的この映画のココロ: 『トラフィック』を手掛け、
アカデミー賞監督賞を受賞したスティーヴン・ソダーバーグ監督と
同じく助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロとの再コンビ作。

「20世紀最大のカリスマ」と言われた、
キューバ革命の指導者エルネスト・"チェ"・ゲバラの半生を、
ニ部作にわたって描く、伝記的、社会派映画。

本作はその第1部であり、キューバ革命を成立させ、
国連総会で演説をするまでのゲバラを描いている。


さめさん、社会とか歴史とかはずっとニガテ科目だったので、
せめて社会派映画でも観るようにしよう!と心掛けている最近。

主演のデル・トロは、最近かなり好きで追いかけている人。
40歳過ぎている彼が、どう28歳を演じるのだろう・・・
というヘンな興味もあって、結構楽しみに公開初日に行ってきた。笑

おもしろさを求めるような映画ではない、というのもわかっていたし、
予備知識がかなり必要そうだったので、さめさん今回しっかり予習をしていた。

放浪癖のあったゲバラは、青年時代、友人と共にバイクで南米を渡っている。
医師を志す彼は、貧しさや病気に苦しむ人々を救おうと旅をする。
それを描いたのが、『モーターサイクル・ダイアリーズ』だ。

この後復学し、医師となるゲバラだったが、
故国キューバの革命を計画するフィデル・カストロと運命的な出会いを果たし、
最終的に革命や戦闘に身を投じることとなる。

革命への意欲を高めたのは、
おそらくそんな青年時代の放浪の経験からなんじゃないだろうか。
医師として怪我や病気を救うことはできても、
それで根本を救うことにはならない、そう思ったのかもしれない。


「チェ」と呼ばれた人。

「エルネスト・ゲバラ」という人。

偉大な革命家であり、それゆえに多くの犠牲を伴う激しさや、
確固たる意志からくる厳しさが先に立つ。
でもさめには、心から優しい人に思えてならなかった。


第1部のこの映画は、ゲバラの青年時代や、
カストロとの出会いは完全にすっとばして始まる。
1964年、革命後キューバ代表として国連総会で演説をするゲバラの様子を
モノクロのドキュメンタリータッチで所々にはさみつつ、
激戦のキューバ、革命成立までを時系列で追いかけていく。

この映画を通して「キューバ革命」を描こうとするのでもなく、
ゲバラのカリスマ性を強調したかったのでもないはずだ。
あくまでも革命の戦闘の中に身を置く「ゲバラ」という一人の人間を忠実に再現したもの。

ある程度の予備知識は絶対に必要だし、
少し調べたからといって心躍るような映画でも決してない。

でも確実に、そして劇的に、存在していた。
「エルネスト・"チェ"・ゲバラ」という人が。

それを知っただけでも、観てよかったと思う。

そして、25kgもの減量をして臨んだという、デル・トロの熱演。
カンヌ国際映画祭で、主演男優賞も受賞している。
あれだけの熱意をもって見せてもらえただけでも、さめさん満足。

それにしてもデル・トロさん。
いつもの具合悪そーな目の下のクマがキレイに消えてて、若々しくってカッコよかったわぁ。
ちゃんと28歳に見えてた!よね?うん。
・・・メイクってスバラシイね。笑

というわけで、キロク★は4つ!
第2部は、次なる革命のためにボリビアへと闘争の場を求め、
手紙を残し姿を消すゲバラが描かれる。
次の公開も間近、楽しみだー!


← 人気ブログランキング ポチッと応援くださいな☆

← 映画ブログランキング ポチッと応援くださいな☆


[PR]
by samepoooo | 2009-01-13 21:45 | 映画 た行